店長日記

名古屋ごっつあんですの旅 3

2008年09月16日



9月16日 名古屋ごっつあんですの旅 3           店長 竹本博文

早明浦ダムの水がとうとう無くなってしまいました。降る時はめちゃくちゃに

集中して降って、(一部地域のみ)降らないととことん降らない、最近はそんな

傾向です。あと台風一発で水不足解消というところで、喜んでいいのか悪いのか?

その頼みの台風でさえ今年はぜんぜん来ません、 大分涼しくはなったのですが

水不足になると、決まって 問い合わせがあるのが、おたく醤油の空きだるない?

です。  お貸ししますが、さしあげることはできません、あしからず。

・・・最終回になりました。 名古屋の熱いお話、そろそろ参ろうとおもいます・・

朝6時頃目を覚まし、シャワーをあびた後、朝食はバイキング~ 一人4000円

の宿泊料の中にちゃんと含まれてます。それも食べ放題、パン中心です。

 もちろん焼きたてです。 これはお徳・・若い女性、が多かったです。

 よく知ってますね。 ここで作戦タイム ザッとこうです。名古屋城に

地下鉄で、涼しいうちに行き、お昼前に 駅前のデパ地下でお土産を買って

おおとりである、きしめんをいただいて、帰路に着こう・・です。

さて作戦どうりに参りますでしょうか?   では参ります・・

ホテルから歩いて東へ10分ほどで地下鉄駅栄町、お~あれ~浴衣着で・私

(90キロ)より一回り、いや3回りは十分にありそうなお方が、

少しづつ増えていく、私柔道2段 どういっても勝てるような相手ではない・・

この人はまげがある、私がやせて見える!世の中みんなこうなればいいのに市役所駅

に着くとあちらもこちらも、名古屋城内へ入ると竹ざおに長いのぼりが数十本

上がっています。 ちょうど大相撲夏場所の最中でなるほど・・納得! せみが

ZIN ZIN ここもケヤキが沢山植えられていました。

とにかく広いです。 お堀の中は水?でなく 鹿です。兵糧攻めの時は牛か豚

お堀を囲まれたら、ライオン、かトラ を入れたらいいですね。 ハイ・・

この名古屋城も加藤清正が指揮を執ったらしく石垣のすそあたりが熊本城とそっくりで

大変堅固にしかも綺麗なラインにできてます。 金の鯱鉾を目に焼き付け、

金運にめぐまれようと、小判を一枚購入、あれ以降、財布が重くハ・なりました。


                  


名古屋駅へともどります。 デパ地下でお箸の専門店をみつけ、女房が色鉛筆の

はしをお土産にとみつくろっていました。テレビ食いタンでおなじみのマイ箸

オール銀製の箸(30センチぐらい)二万円也 欲しかった、・・情けない・・

あとは きしめん きしめん と探しますと、11時にしてもういっぱいです。

なんとかすぐに入れました、  驛釜きしめんさん、

定番のかけをたのみました。 この間東京で2回ほどさぬきうどん、と、注文して食べましたが

だしは黒いです。甘口のだしで、めんはかなり細いです。(すぐに茹で上げる為)

10分ほどで来ました。生めんからしっかり茹でているようです。普通のさぬきうどん

の約倍の広さ、であつみは半分、おもしろい・・食欲をそそるかたちです。

だしは東京と同じ黒、甘口、きしめんは、昆布だしと聞いていたのですが、かつをです。

これが鳥がらだと、尾道ラーメンスープでしょう、ズル、ズル行けます。

昆布ならうちに、鶏がらならうちがやってるよ!という方連絡お待ちしています。

きしめんのおもしろい形と食感についついたくさん麺をほおばってしまうのであります。

これって私だけでしょうか? 私なんぞはお国柄、仕事がら500軒以上は軽く

さぬきうどんをいただいていますが、きしめんあなどるなかれ!さぬきっ子も

感動するはず、みなさんも本場のきしめんいかが? 中には、めんはきしめんだとう人も

出てくると思います。 又 具のほうれん草がサクサクと色合いよし歯ごたえよし

きしめんによく合います。遊び心があるのは、名古屋の人、面白いですね。


                  


つい思うのですが・・そばなり、うどんなり、きしめんなどを食べていて関西風の

透きとおったうすいだし、と関東風の黒いだしの境界線はいったい何処にあるのだろうと

思うのですが、これは愚問でしょうか? てなことを考えながら、昼ごろ名古屋を後にしました。

四国まで500キロ 帰るで~

追伸

この間テレビでやっていたのですが、天津飯 大阪では卵焼きの上に醤油と酢と片栗粉であん

を作って(茶色)掛けるのですが、東京では上に掛けるあんは ケチャップと酢と片栗粉で

作っているので(だいだいいろ)なんです。でその境界線は、何処だったと思います?

京都も名古屋も茶色・・静岡はだいだい色 浜名湖あたりなんです。おもしろいでしょ!

その地方、地方で 気候がちがって、風習がちがって、食材もちがって、嗜好まで違ってくる。

狭い日本とはいえ少しづつうまさの領域がちがっているのですね。 少し頭が痛くなって来ました。

これはこう料理してこう食べなければならない! そんなことはない 旨いものは旨い!



  それで いいのだ!          しょうゆ工房 あじまん 竹本博文



   ☆ 名古屋のみなさん お世話になりました。 又お邪魔します。

    でも・・ きしめんは ほうばって食うべし!


 



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